トップ > ランニング初心者講座 > ランニングのメリット

ランニング初心者講座

ランニングのメリット

ランニングはメリットが盛りだくさん

ランニングは楽しいだけでなく、ひとことでは言い尽くせないほどのメリットがあります。ざっと考えただけでも次のようなメリットが挙げられます。

  • ダイエット
  • 太りにくい体づくり
  • 健康管理
  • ストレス解消
  • 脳の活性化

  • ダイエット

    ランニングは有酸素運動の代表格なので、ダイエットに効果が期待できます。有酸素運動とは、文字通り酸素を体内に取り込んで糖質や脂肪をエネルギーに転換する運動です。有酸素運動は心肺機能を高め、脂肪を効率よく燃焼させられる運動といえるでしょう。『仕事に効く、脳を鍛える、スロージョギング』(角川SSC新書/久保田競・田中宏暁著)によれば、たとえばランニングのカロリー消費はウォーキングの2倍とのことです。

    ただし、2、3日ランニングをしたところでやせられるわけではありません。前述の書籍によれば、「1km走れば体重1kgあたり1キロカロリーを消費する」とのことです。ですので、たとえば体重50kgの人が1km走ると50キロカロリーを消費するということです。ちなみに、走るスピードはまったく関係ありません。

    では、体重50kgの人が脂肪を1kg落とすためには、何km走らなければならないのでしょうか。脂肪1kgをカロリーに換算すると7,000キロカロリーになります。1km走ると50キロカロリーを消費するので、「7,000キロカロリー÷50キロカロリー」=140kmとなります。「えっ、140km!?」。そんな驚きの声が聞こえてきそうですが、毎日約4~5km走れば1ヶ月(30日)です。楽しくランニングを続けていれば、100キロや200キロはすぐ走破できるものです。

    同じく前述の書籍によれば、体脂肪が1kg落ちると、ウエストが約1cm縮むそうです。「体重1キロ、ウエスト1cm」。これを励みにランニングを楽しんでみましょう。ちなみに、体の脂肪が燃え始めるのは、走り始めてから20分程度、経過してからだといわれています。よって最低でも20分、できれば30分程度は走られることをおすすめします。

    太りにくい体づくり

    「ランニングでしんどい思いをしなくても、摂取カロリーを抑えるために食事制限をすればいいじゃないか」。そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし食事制限はリバウンドにつながりやすいうえ、食事制限前よりも栄養分を吸収しやすい体に変化してしまうため、逆に太りやすい体になってしまいます。

    一方、ランニングによってダイエットを進めると、筋肉量が増えて基礎代謝がよくなり、太りにくい体質へと変わっていきます。基礎代謝は1日の消費エネルギーの60~70パーセントを占めるといわれます。ランニングによって筋肉量を増やし、基礎代謝を高めるほど、1日の消費エネルギーが多くなり、結果として太りにくい体づくりにつながるのです。

    ランニングは、ウエストの引き締めにも効果が見込めます。正しい姿勢を保持するためには腹筋と背筋が必要となるので、ランニングによってそうした体幹の筋肉が鍛えられます。また、走ることで股関節がダイナミックに動き、腰の筋肉も鍛えられます。ランニングをすれば、自然とウエストを引き締めることにつながるのです。加えて、だいでん筋(おしりの筋肉)をうまく使えばヒップの引き締め効果も期待できるでしょう。

    健康管理

    健康管理につながるメリットも忘れてはなりません。まずランニングは心肺機能を強化し、筋肉の持久力を高めます。よって日常生活でも筋肉の疲労度が減り、疲れにくい体になります。

    ランニングは免疫力を高める効果があるともいわれています。ランニングなどの有酸素運動をおこなうことにより、ウイルスを撃退するNK(ナチュラルキラー)細胞が活性化するためです。

    2008年8月11日の英国BBC放送で、「ランニングが加齢現象を遅らせることが可能?」というニュースが報じられました。そのニュースは、米国スタンフォード大学のJames・Fries教授が『Archieves of Internal Medicine』誌で発表した内容を紹介したものです。報道によると、加齢とともにさまざまな健康障害が起きるなか、ランニングを続けている人は、そうでない人と比較して発症平均年齢が16年も遅くなっていたそうです。

    生活習慣病の予防のために走り始める人も多いはず。ランニングを楽しむことで、病気知らずの体づくりをおこないたいものですね。

    ストレス解消

    現代社会はストレス社会ともいわれます。だからこそ、日々のストレスをどう解消するかが充実した人生を送るポイントになるといえるでしょう。このストレス解消にもランニングは有効なのです。

    そもそもランニングで汗をかくと気持ちがいいものです。その爽快感がストレス解消につながっているともいえます。しかし、ランニングがストレス解消につながるのはそれだけではありません。セロトニンという脳内伝達物質が関係しているのです。

    セロトニンは自律神経を整える働きがあるといわれています。自律神経とは、心肺機能、血圧、代謝、呼吸などを管理している大切な神経のこと。自律神経が乱れるとストレスを感じる状態となり、それがひどくなるとうつ病になります。つまりセロトニンが活性化することで自律神経が整えられ、神経が落ち着くのです。

    このセロトニンを活性化させるためには、ランニングなどの有酸素運動が有効とされています。運動をスタートして5分ほどでセロトニンの活性が始まり、30分前後で活性がピークに達するといわれています。だからダイエット効果だけでなく、ストレス解消の観点からみても、30分というのがランニングの目安になりそうです。

    激しい運動は、反対にセロトニンの活性を鈍らせるので注意が必要です。適度に汗をかいて気分爽快。そんな楽しいランニングでストレス解消に努めてみませんか。

    脳の活性化

    なんとランニングには脳を活性化させる働きがあることもわかっています。脳を活性化させるためにスロージョギングを提唱しているのが、脳研究の第一人者・久保田競氏と、運動生理学者の田中宏暁氏です。お二人は著書『仕事に効く、脳を鍛える、スロージョギング』(角川SSC新書)で、ゆっくり走る(スロージョギング)効用を述べています。なかでも最大の効果のひとつが脳の活性化、つまり走ることで頭がよくなるのです。

    書籍の「はじめに」には次のように述べられています。

    「われわれは、走ることで側座核(そくざかく)が働いて気持ちよくなることができます。側座核が働くと腹側被蓋野(ふくそくひがいや)が働いてドーパミンを分泌し、前頭前野、運動前野、運動野、海馬がよく働くようになり、記憶力が増して長く走り続けられるようになります。しかし、走っているのを見ているだけでは側座核は働きません。実際に走ることが重要なのです。また、ドーパミンによって前頭前野がよく働くと思考力や決断力や注意力が、運動前野がよく働くようになると運動のスキルが、運動野が働くと細かい微妙な動作が素早くできるようになります。つまり、走ると頭がよくなるのです」

    スロージョギングについては、スロージョギングのページをご覧ください。ランニングで脳を活性化し、仕事にも活かしてみませんか。

    【ランニング初心者講座】
    ランニングの始め方
    ウォーキングから始めるランニング
    ・ランニングのメリット
    ランニングの注意点
    ランニングを続けるコツ

    バナー広告募集中

    おすすめの書籍


    体幹力を上げるコアトレーニング
    価格:1,029円(税込)

    金哲彦のランニング・メソッド
    価格:1,155円(税込)

    「体幹」ランニング (MouRa)
    価格:1,260円(税込)

    仕事に効く、脳を鍛える、スロージョギング
    価格:798円(税込)

    このページの先頭へ